wiiyii A450 OBD2メータ取付&OBD2ケーブルアクセサリ電源化加工

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 先日ハスラーに「wiiyii A450 車載ヘッドアップディスプレイ、OBD2メーター」を装着しました。ハスラーにはタコメータが付いていませんが、当初はATだし不要だと思っていました。しかし登坂時や高速時は頻繁にシフトダウンを行うこともあり、エンジン回転数を可視化したく後付のメータを装着することにしました。

 また現在の車は水温計がなく警告灯のみです。この辺もやはり可視化出来たほうが良いと思いましたので一石二鳥ですし、このメーターの多機能ぶりを考えると三鳥、四鳥という感じです。


wiiyii A450 車載ヘッドアップディスプレイ、OBD2メーター

 OBDとは元々は電子制御車の状態を整備工場がモニターする為にあったコネクタです。電子制御車を制御するコンピュータは各種センサーからデータを取得して、燃料噴射装置や点火プラグなどが最適な動作をする様に信号を送っています。

 これらのデータや信号を専用の端末で読み取ればどこに不具合が有るのかが分かり、整備の参考になります。このOBDは各社規格がまちまちだったものが、2008年に統一され「OBD2」となりました。

 そしてその端末にコネクタを差し込むと各種データが読み取れる製品がその後登場し、現在では色々なモデルがあります。センサー側は車に元々付いているものに依存しており、製品はケーブルとモニタのみですから多機能な割に安価です。

 「wiiyii A450 車載ヘッドアップディスプレイ、OBD2メーター」ではエンジン回転、速度、水度、電圧、ガソリン量、油温、トランスミッションの温度、ブースト、エンジン負荷、など20種類以上のデータを見ることが出来、GPSや傾斜計の機能まであります。

 ところで「wiiyii A450 車載ヘッドアップディスプレイ、OBD2メーター」はエンジンのON、OFFに連動してON、OFFします。しかしOBD2コネクタは常時電源の供給なので、待機電流によるバッテリーの消耗が心配です。

 そこで車側のOBD2コネクタとメーターコネクタの間に改造した分岐コネクタを噛ましてアクセサリー電源から供給する様にしました。これでバッテリー上がりの心配はありません。今回は「OBD2 ハーネス 2分岐 2ポート コネクタ」を購入して加工しました。


OBD2 ハーネス 2分岐 2ポート コネクタ

 車側のコネクタに差し込む黒いオスコネクターから伸びるコードはコネクタ1に入り、コネクタ2へ分岐します。今回加工して、メータ附属のコネクタを接続するのはコネクタ2です。(この画像のみ商品画像を加工)

 電源供給は赤丸印の16番ピンです。加工無しならここに常時電源が流れるわけです。この後ろ側のコードを加工してアクセサリー電源に接続します。

 先程の16番ピンのコードを加工しやすい長さでカット、アクセサリー電源から取ったコード(赤/黒コード)と接続します。私はオーディオのアクセサリー電源取り出し端子から取りましたが、シガライタやACCのヒューズからでも取れますのでやりやすい方法で電源を取ってください。

 カットした反対側のコードは端子に接続すると常時電源が流れますのでしっかり絶縁して、ビニールテープで他の配線と一緒に束ねておきます。

 分岐コネクタを車側コネクタに接続、分岐コネクタのコネクタ2にメーター附属のコネクタを接続します。

 メーターはダッシュボードに同梱の両面テープで装着する様になっていましたが、マジックテープで着脱が可能にしました。OBD2ケーブルのメータ側はUSBminiBみたいな形状ですので、こちらも抜き差しが容易でメータを簡単に外すことが出来ます。

 傾斜計の使用を考えるとメーターを左右前後水平に置き、メータの向きも車の向きと平行にしなければなりません。しかし傾斜計が必要な場所は走りませんし、メーターが見やすいほうが良いので、自分が座って見やすい角度で装着しています。

 後付メーターと言うと一般的には1台で5千円~2万円位します。しかし5000円程度の価格で複数のデータを読み取れるのでこれはお得感が高いです。また各種数値もエンジンの制御に必要なデータであり、車両センサーから取得していますからかなり正確です。

 後付メーターが生えているとなかなか格好良いですし、モニタの表示もなかなか格好いいのでこれは結構気に入りました。


wiiyii A450 車載ヘッドアップディスプレイ、OBD2メーター

 Amazonでも「obd2 メーター」と検索すると色々出てきます。

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