旧三井芦別鉄道 炭山川橋梁

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 「旧三井芦別鉄道 炭山川橋梁」は国道452号線から道道115号線(芦別砂川線)を少し入ったところから見学ができます。橋上にはDD501機関車とセキ3000があり、その姿は石炭輸送が盛んだった現役時代を彷彿させてくれます。

 赤平の方から来ると国道452号線を右折、道道115号線(芦別砂川線)を少し走ると左手にこの光景と広い駐車場が見えてきます。但し冬季は道道115号線は閉鎖になりますのでこの光景が見られるのは春夏秋ということになります。

 橋梁手前に柵が設置されていますので、橋梁への立ち入りは出来ませんが、橋を渡ってくる機関車+石炭車を正面から見ることが出来ます。

 ところで「旧三井芦別鉄道
炭山川橋梁」は日本遺産「炭鉄港」の構成文化財に指定されこの様な案内看板が脇に掲出されていますが、橋上のDD501、セキ3000は文化財ではないとのことです。石炭輸送のシンボル的存在だけに認定してあげて欲しい気持ちもありますが、色々とした選考基準などもあるのでしょう。

 DD50というと国鉄型では片運転台のディーゼル機関車がありましたが、こちらは国鉄のDD13ベースの私鉄仕様という形でヘッドライトが縦2灯になっていたり、キャブの形状なども異なります。後方に連結されているセキ3820はセキ3000形で積車時の最高速度は55km/hでしたので脇に黄色い帯が巻かれています。

 手前にフェンスがありますが、レンズをフェンスに近づけ撮影するとフェンスの影響はほとんど受けずにこの様な現役時代を彷彿させるような迫力のある写真が撮影出来ます。もっとも真正面から撮影していますから現役時代なら緊急停車、列車妨害で連行されるアングルです。

 国道452号線側から見るとこの様な感じで橋梁、保存車両を見ることが出来ます。

 廃線後暫くしてここに機関車が据え置かれてから四半世紀以上が経っていますが、素晴らしいのは今なお現役時代を彷彿させるコンディションであることです。近くを訪れる機会がありましたら、ぜひ訪れてみて欲しいスポットです。

住所 北海道芦別市芦別
ホームページ 旧三井芦別鉄道炭山川橋梁 – 芦別観光協会
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