12年前のカメラの実力、中古カメラはどうよ?
本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。
部屋を掃除していたら「Nikon D3200」のカタログを見つけました、木村●哉も今の様な渋みが無く、この時から「かなり時間が経ったなぁ~」と一目見て感じます。ちなみにこのカメラは2012年に発売になったモデルですから12年前、この時生まれた子供ももう中学生という位の時が過ぎています。
さぞかしカメラのスペックも脆弱だろうな~と中を見てみると画素数約2400万画素、最高ISO感度6400、ファミリー機にもかかわらず秒4コマでシャッターが切れます。
最高ISO感度こそ少し見劣りしますが、部屋の中でストロボなしで撮影する位なら十分なスペックです。他のスペックを見ても特殊な環境下で会心の一枚を狙うプロカメラマンでなければ「撮れない写真はないでしょう?」という現行機とほぼ同スペックであることに驚きました。
それでは2012年の更に12年前である2000年頃はどうだったかというと1999年に発売になったNikon D1が274万画素、2001年に発売になったD1xが530万画素でした。D1xはRAWで撮影して現像時に補完して1000万画素の画像を出力出来ましたが、ISO800は緊急用という画質でした。
それでもようやく業務に使えるスペックになったと、当時60万円のこのカメラを購入しました。この後約10年は毎年のように各社新機種が出してきますが、モデルチェンジするとスペックの差は大きかったので「旧世代のカメラは使えない」「デジカメ本体はどんどん買い替えていかなければならない」というのが常識な時代でした。
一方2012年から12年の進化は冒頭書いた通りです。この間ミラーレスが台頭して、より動画に特化したり、画像処理技術も向上、AF速度や精度も進化しました。極端に真っ暗な場所で撮影する星空撮影やレース、スポーツ、戦闘機を撮影するなど特殊な環境では最新ミラーレス機が有利な場合もあります。
しかし街角スナップ、旅行写真、記念写真の類なら古いカメラで十二分な位にデジカメの技術が成熟してしまいました。メーカーにとっては新機種を作っても「カメラが売れない」大変な時代になったと思いますが、ユーザー的には程度の良い中古を安く買えますので、手軽に写真を楽しむには良い時代になりました。
そして中古を買う際気を付けなければならないのが、信頼できる店で購入するということです。中古は個体差が大きいのでおかしななカメラを手にしたら、本来楽しいはずの写真撮影がストレスの原因にもなりかねません。
一方一般の人がカメラの良し悪しをネットの写真だけで判断するのは大変難しいので、程度の良いカメラを扱っている、万一の不具合の際には親切に対応してくれるお店を選ぶことが重要になる訳です。
その点私は普段使っているマップカメラはカメラの程度が良く、殆どの機種に保証が付いているので安心できるショップの一つです。昔は色々なショップで買っていましたが、最近は私もマップカメラで購入することが多い気がします。
マップカメラ楽天市場店
カメラ専門店マップカメラYahoo!店
部屋の中から出てきたカタログ一枚で、少し思うところがあったので記事を書いてみました。カメラを買うのが趣味の人の中には「早く新機種を出せ!最新機種以外ではまともな写真が撮れない!!」と言っている人もいます。
買うことが趣味の人はそれが楽しみで日々頑張っている訳でそれはそれで良いのですが、全ての人が最新のフラッグシップ機を使う必要は全くなく、もう少し肩の力を抜いてカメラと接して貰えればと思います。