篠ノ井線 姨捨駅
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今回は長野県にあるJR東日本篠ノ井線の『姨捨駅』にやってきました。今日はこの姨捨駅と近くにある姨捨公園をご紹介します。
列車の接続にもよりますが、高尾駅から中央本線に乗りますと普通列車で4~5時間、松本駅からですと50分~1時間程です。駅名の『姨捨』はあの『姨捨山』の物語にある『姨捨』です。
この駅はこの様な重厚な木造駅舎のある駅ですが、無人駅です。しかし多くの旅行者が立ち寄ることから周辺住民有志が記念乗車券を販売する業務を行ったりしている時もある様です。
最近ではここからの夜景が美しく「四季島」用ラウンジ「更級の月」が設けられていたりします。四季島入線時に来たこともありますが、地元の方の歓迎や名物の販売も行われるなど、公称乗降客数数十名の無人駅とは思えないほど賑やかな雰囲気でした。
駅舎内の雰囲気がレトロで良かったので駅舎内も撮影してみました。木造駅舎に白熱電球というのは最高な雰囲気です。結構訪問者は多い雰囲気ですが、暫く待っているとこの様に人を入れずに撮影することも可能だと思います。
またホーム待合室も木材を利用した古風な感じで、窓から見える木造跨線橋と相まってレトロな良い雰囲気を醸し出しています。
しかしここの一番の見所はやはりこのホームから見える善光寺平(長野盆地)の展望だと思います。そうです、駅から●分の展望台ではなく、ホームから見れる展望が日本三大車窓の一つなのです。
一般的にホームのベンチは列車側に向って座りますが、ここのベンチは列車に背を向け展望を楽しみながら座ります。背もたれ付きのベンチも展望が見やすい様列車に背を向けた配置になっています。
ホームから見る善光寺平(長野盆地)の展望です。夜景もまた美しいのは容易に想像が付きますが、この方角はおよそ北東方向で早い時間に月が上ってきますので夜景+月の写真が撮れるスポットとしても有名です。
ところでこれは好みもありますが、善光寺平(長野盆地)の展望!ということ広角も持ってきましたが、実際遠景オンリーで撮るならこの様にフルサイズ換算で35mm~40mm位の焦点距離の方が良い様です。超広角ですと見所の盆地が小さくなって空ばかりになってしまいます。
四種踏切「止まれ、見よ!」
シャロ「見たよ!」
ホームから見れる景色も絶景ですが、駅から歩いて10分程で行ける姨捨公園も併せてご紹介しておきたいと思います。途中篠ノ井線を渡る踏切が警報機の無い『四種踏切』なので注意して渡ってください。
駅からはアップダウンがありますが、10分程度で無事到着しました。こちらの姨捨公園は方角的に東北東、あるいは真東位の展望になります。
先程も書きましたが、日本三大車窓の一つに数えられる姨捨駅から見る善光寺平(長野盆地)の展望、機会があれば是非一度見に行ってみてください。
そして姨捨駅には「スイッチバック」という特殊な運転形態があり、これが面白く駅のもう一つの魅力と言っても過言ではありません。しかしスイッチバックは解説すると長くなりますので、近日中に改めて記事を書きます。
住所 | 長野県千曲市八幡 |
ホームページ | 姨捨駅 |
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