増毛駅跡

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 本日は平成28年12月4日に運行を終え留萌本線の終着駅から増毛の観光拠点へと姿を変えた留萌本線増毛駅跡を紹介したいと思います。

 増毛駅は大正10年に開業しましたが、その後運行終了の平成28年までに幾多の改装が施されました。今回観光の拠点として再活用するにあたり開業当時そのままという訳にはいかなかった様ですが、開業当時の面影のあるレトロな内外装にリニューアルされました。

 周辺には歴史ある建物も多く存在しますがそんな街の雰囲気にもマッチする、歴史ある街の観光拠点にふさわしい重厚で趣のある姿です。下のサイトがまだ列車が運行している当時に訪れていますので、外観が比較できます。

 内装もこの様な大正時代の雰囲気が漂う感じに改装されています。中は休憩所になっていますが、奥左側が孝子屋さんで軽食や飲み物、奥ではお土産の海産物も扱っています。

 Yahoo!ショッピングで「ぐるめ食品孝子屋」を検索するとたらこや数の子などの魚卵系を中心とした海産物がいっぱい出てきます。地元では有名な海産物を扱っているお店ではないでしょうか。

 私も撮影終了後にお土産を買いましたが、なかなかの美味でした。またファーストフード系のものやラムネなんかもあったりしますので楽しめると思います。

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 また休憩室の1/4は写真やゆかりの鉄道部品が展示されています。


オールカラー 北海道の廃線記録(留萌本線、宗谷本線沿線編)

 表紙右下は今回紹介した増毛駅の現役時代の写真です。奥の集合住宅は今と変わっていませんね。

 駅舎の裏側、線路側はこんな雰囲気です。私の知っている現役時代より威厳があり格好良い姿です。まだ社会的に鉄道の地位が高く、街の玄関口という雰囲気です。

 モノクロで撮影してみると令和3年に撮影した写真とは思えない雰囲気です。ベンチもありますので是非記念撮影をして思い出を残して欲しいところです。

 それでは今度はホームを見ていきたいと思います。運行終了時にあった駅名板も健在です。

 ホーム全体の雰囲気を見ても1日数往復列車が入線してきそうなコンディションです。実際レールは赤錆びていますので廃線跡なのだと理解出来るのですが、街の方の努力もありホームは現役時代よりも美しい状態です。

 運行終了時は1日6往復半の単行列車が到着するだけのローカル駅でしたが、かつては増毛で水揚げされるニシンを始めとした海産物を輸送する貨物輸送が主役でした。駅には機関車を前後で付け替える機回し線があり、周辺には貨物側線もありましたのでこの様な広大な敷地が残っているのです。

 現在は画面右半分は無料駐車場になっており、昼時は観光客も多く訪れているようです。

 車止標識は撤去されましたが、車止本体は残りここがかつて留萌本線の終着駅であったことを物語っています。

 現役の鉄道路線での線路立ち入りは厳禁ですが、ここなら大丈夫です。留萌本線の思い出話、増毛の美味しいお店の話に花を咲かせながら過ごす時間もこの場所ならではの贅沢です。

住所 北海道増毛郡増毛町弁天町
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