無料で乗船できる富山県営渡船(通称:越の潟フェリー)
本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。
富山を走る万葉線の終着駅越ノ潟駅を降りると前方に船着き場が見えてきます。こちらは手前に広がる富山新港を対岸に渡る富山県営渡船ですが、乗船は無料です。片道僅か5分ですが、無料で船旅を楽しめます。
住民の足として利用されている無料の渡船で「越ノ潟フェリー」の愛称でも親しまれています。(訪問&撮影:2012年4月、2022年3月等)
越ノ潟側の乗船場です。ちなみに越ノ潟は「こしのがた」ではなく「こしのかた」です、濁りません。
渡船では人の他、自転車も航送していますが、バイク等は乗船できません。
就航している船は本船「こしのかた」と同型船「海竜」の2隻です。最高速力は9ノット、定員は80名です。
本来この新湊大橋の完成と共にこの航路は廃止となる話もあったようですが、やはりこの橋ではカバーできない人流もあり、減便されながらも現在も運行が続いています。
地元の大切な交通手段ですから、船内には椅子も勿論ありますが、観光目的の乗船ならデッキからの展望をおすすめします。
富山新港を横切る様に航行しますから、港内の展望を存分に楽しめます。
宇部三菱セメントのプラント奥に見える立山連峰、ここ富山ならではの絶景です。
対岸へ人を運ぶという同じ目的を持つ新湊大橋も本船の航路とほぼ平行に走っています。残念ながらこの橋の下をくぐったりはしません。
港口側の海王町に保存されている海王丸もテトラポット越しに見ることが出来ます。
色々な見所を探すのも良いですが、船尾側に立って潮風を浴びながら航跡を見るというのもまた船旅の楽しみ方の一つです。
対岸の堀岡発着場に近い岸壁に係留されていた練習船「若潮丸」は富山高等専門学校で使用されている練習船です。
対岸の堀岡発着場です。この奥側では富山鉄道の射水線の跡が遊歩道として整備されています。かつて富山新港が出来るまでは陸続きで、現在は越ノ潟までの万葉線もこの廃線となった射水線の一部でした。
住所 | 富山県射水市堀岡新明神西浜208 |
ホームページ | https://www.pref.toyama.jp/1545/kendodukuri/dourokouwan/toyamashinkou/kj00006354/kj00006354-001-01.html |
近くの宿を探す | Yahoo!トラベル、楽天トラベル |