大仁ホテル

 本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。

 今回は伊東園グループの大仁温泉に泊まってきました。元々プリンスホテル系の大仁ホテルを名称もそのまま継承したホテルです。

 格安ホテルの伊東園グループですからプリンス系のソフトは期待できませんが、施設などハード面は当時とほぼそのまま、そしてグループの中では上級グレードに位置するホテル(他のホテルより1,000円ほど高い)としてスタッフなども親切に対応してくれます。

 まずはこのホテルの一番のウリはこの富士山ではないでしょうか。これはホテル敷地内から撮影したものですが、晴れていると敷地内や富士山側の客室からこの様に富士山が美しく見えます。

 今回泊まった部屋は洋室のツインでしたのでこんな雰囲気です。1976年築の建物ですからそれなりに古さはありますが、昭和世代ではこの様に綺麗な洋室のホテルに泊まることがステータスだった頃を思い出させてくれます。しかしベッドや客室は広く、流石は元プリンス系のホテルといった雰囲気です。

 他にも和室や離れもありますが、離れは特に人気の様です。

 また大浴場には露天風呂もありますので、温泉は十分に満喫出来ると思います。

 そしてこのホテルは長嶋茂雄が現役時代山籠りをする際利用したとのことです。現在の建物は1976年築、長嶋茂雄が現役を引退したのは1974年ですから、改築前の建物でしょう。ちなみにこの大仁ホテルは大仁温泉ホテルという名称で1940年から営業を続けている歴史あるホテルでもあります。

 ホテルロビーには長嶋茂雄、読売ジャイアンツにまつわる写真やサインが所狭しと並んでいます。

 バイキングでは丁度寿司フェアをやっていたのでお寿司の写真を。他にも和食洋食盛りだくさんでアルコール&ソフトドリンク飲み放題は伊東園グループ共通クォリティです。

 しかしスタッフのちょっとした気遣いによってクォリティに違いは出るものですが、ここの夕食は個人的にグループの中では◎だと思います。

 バイキング会場である「富士」は天井が高く豪華な雰囲気です。ここでプリンス時代は連日豪華なディナーショーが行われていたと考えると感慨深いものがあります。

 この辺の大仁温泉街はここ伊豆箱根鉄道大仁駅を中心に広がっています。駅はこの様に昭和の雰囲気が漂っていますので、この辺も遠くへ来た感がありポイントが高いと思います。ほぼ上り坂になりますが、歩いて15分程でホテルに到着することが出来ます。

 またこの周辺は東伊豆の様に色々な観光スポットがありません。修善寺に行くと虹の郷などもありますが、東伊豆ほど賑やかではありません。この辺が長所でもあり短所なのですが、静かに温泉に浸かってのんびりしたいならファミリーが少ない分満足度は高いと思います。しかし子供視線で見ると少し遊ぶ施設が少ないかもしれません。

 私的には隠れ家的で結構気に入りましたので、また行くであろうと思います。


大仁温泉 大仁ホテル

おすすめ

記事がお役に立ちましたら、一票お願い致します。