一碧湖の立ち枯れた木
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一碧湖は伊東市吉田にある伊豆の観光名所です。約10万年前の噴火でできた火口湖とも言われていますが、道路が走る南側、店舗の並ぶ東側は護岸もしっかりしていますが、西側は沼地の様になっており立ち枯れた木がどことなく寂しげな、秘境感を味わえるスポットです。
駐車場に近い南側やお店、貸しボートがある東側と異なり、この西側へはぐるっと湖のほとりを回ってこなければなりませんので、人が少なく良い雰囲気です。
ダムで水没した木や北海道のトドワラの様に海水が浸水して立ち枯れた木と同様に、もうこの大木も死んでおり葉を付けることは無さそうです。
一般的に「根は水を吸う」と考えられていますので、水没して何故枯れてしまうの?と思われるかもしれません。しかし根は水を吸うと同時に呼吸もしています。水へ完全に浸ってしまうと窒息状態になってしまうのです。
土は水を蓄えると同時に、適度な隙間に空気を溜めています。ですから根は空気も水も取り入れられるのです。水耕栽培でも水に浸すのは根の先端のみ、残りは空気に触れさせておきます。
という訳でここも土が浸水して沼地になってしまった為木が立ち枯れてしまったのでしょう。人も少なく秘境感ある雰囲気の場所ですが、奥に白い壁のリゾートマンションが見えるとやはり伊豆有数の観光地という雰囲気です。こちらは一碧苑というリゾートマンションです。
またこの近くには「伊豆一碧湖レイクサイドテラス」というリゾートホテルもあります。
伊豆一碧湖レイクサイドテラス(楽天トラベル)
写真はこうして俗世間を切り取ってしまうと秘境へ来た雰囲気を楽しめます。
一碧湖は湖畔を一周してみると新しい発見が色々とありますので、機会があればまた紹介していきたいと思います。