峠の力餅(奥羽本線 峠駅:山形県)
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本日は奥羽本線峠駅の有名な「峠の力餅」をご紹介したいと思います。「峠の力餅」というと鉄道旅行好きなら知っている方も多いと思いますが、駅前には茶屋もあり周辺には登山ルートもありますので、登山に訪れる人にも親しまれている味なのです。
奥羽本線峠駅は山形新幹線が開業する前は赤岩、板谷、大沢駅と並んでスイッチバックの駅でした。現在駅は本線上に移設されスイッチバックを楽しむことは出来ませんが、この駅の名物である「峠の力餅」は110年以上の歴史を超えて健在です。
こちらが駅から1分で峠の力餅のお店です。店内にはテーブル、椅子もありでお食事をすることも可能です。但し冬季は雪に閉ざされますので、降雪期(毎年11月中旬~4月中旬)はお休みとなります。
山奥の無人駅である峠駅は1日6本の電車しか停まりませんが、やはりここの「峠の力餅が食べたい!」という人、私の様なスイッチバックの遺構を求めて来訪する者、ハイキングコースの起点とする方などが訪れるそうです。登山や秘湯については店主のホームページでも写真入りで紹介されています。
庭先にあった蛙も立売箱を担いでいました。
今回は「峠の力餅」の紹介がメインですが、少しだけスイッチバックの遺構も見てみましょう。レールは既に撤去されていますが、分岐器を覆っていたスノーシェッドや出発信号機、架線柱はスイッチバック時代そのままです。EF71に牽引された普通列車が駅に停まり、多くの旅行客が力餅を買っていた過日の賑わいを感じさせてくれます。
そして駅に列車が到着しました。1日6往復、一人でも多くの買いたいお客様の為に。僅か30秒の停車時間が勝負の様です。30秒でより確実に購入する為には是非店主が立売についてまとめた記事をご参照ください。(写真は掲載許可を頂いております)
という訳でお待たせしましたが、こちらが峠の力餅です。こちらは2013年に撮影したもので、現在は8個入りに仕様が変更されています。食べ切りにも持ち歩きにも丁度良いサイズになりました。
そしてこれが峠の力餅です。容器を開けると出来立てのお餅が出す蒸気で箱の中が少ししっとりした感じで、まだお餅にも温かみが残っています。そして餅の甘さ、餡子の甘さが手作りという感じで、自然な美味しさです。
似た様な見た目のものは和菓子屋に行けばありそうですが全く違う、私的にはここでなければ食べられない美味しさだと思います(こちらも2013年の写真で現在は2×4の8個入りで、電車旅行でも持ち運びしやすい大きさに変更されています)。
一個食べ終わればもう一個、止まらない美味しさです。定食を大盛りで食べられる人なら、あっという間に一箱食べてしまうと思います。個人的には折角なので暖かいうちに早めに食べることをおススメします。
住所 | 山形県米沢市大字大沢字峠 |
関連ページ | 峠の力餅の「峠の茶屋」 |
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