万能塩鰹茶漬け（三角屋水産：西伊豆）

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by DOLLMAN SENOO · 公開済み 2023年10月8日 · 更新済み 2023年10月8日

　本日は西伊豆の郷土料理である塩鰹を活かした「万能塩鰹茶漬け」をご紹介します。1回分ごとに小袋10袋に分けられていますから、これ1袋でお茶漬け10回分、あるいは和風調味料として使えます。

　まずこの製品を紹介する前に「塩鰹とは？」というところをご紹介しなければなりません。駿河湾に面した西伊豆の漁港は鰹の水揚げでも有名です。その鰹を沖で新鮮なうちに内蔵を取り除き塩漬けにしたのが塩鰹です。

　厳密に話すと陸に戻ってもまだまだ塩鰹を作る行程はあるのですが、塩で保存状態を高める先人の知恵です。そしてその一本鰹は地元では縁起物とされ「正月鰹」とも呼ばれている様です。

　お茶漬けの作り方は簡単です。ご飯茶碗1杯（0.5合）に一袋の割合です。中身は塩鰹を細かくして乾燥させたものに、昆布や海苔を加えたものです。暖かいご飯にかけた瞬間、フワッと鰹と昆布の香りが漂います。

　そしてそこにアツアツの熱湯を注ぎます。お茶漬けですが、しっかり塩味が付いていますし、塩鰹の風味を楽しむなら熱湯の方が良いと思います。そしてお湯をかけると今度は海苔の香りが漂ってきます、「これは美味しい！」確信できる香りです。

　朝の忙しい時でもご飯と熱湯さえあれば美味しいお茶漬けで一日のスタートを切ることが出来ます。

　早速お茶漬けを掻き込むと、お茶漬けの中に塩鰹の味、昆布の味が効いてきます。先程「お湯だけで」と書きましたが、鰹、昆布、海苔と磯の香り、味を楽しみながらご飯が進みます。そしてゴマの触感、味もまた良いアクセントです。

　と今回は商品名通りお茶漬けで楽しみましたが、袋の裏側を見ると色々なものが作れることが記載されています。実際塩鰹の味を楽しめる万能調味料的使い方が出来ますので、またここにある「うどん」「たまごかけご飯」も再現してご紹介したいと思います。