旧住友赤平炭鉱立坑キット MDF レビュー(赤平市ふるさと納税)

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 先日ふるさと納税した「旧住友赤平炭鉱立坑キット MDF」ですが、まとまった休みが取れたので、開梱して組み立ててみたいと思います。今回のキットは1/160スケールで竪坑櫓を模型化したものなので、1/150という数字に反応する鉄道模型ファンにもおすすめのアイテムです。

 今回届いた商品(右)と税金の申請に使う証明書です。私の場合確定申告なのですが、サラリーマンの場合ワンストップ制度というのがあり、その書類を送り返すだけで手続きが完了する様です。いずれにせよ今回の寄付金16,000円のうち14,000円は戻ってきますので、実質負担2,000円で3,800円のキットが手に入ったのでかなりお得です。

 赤平市の場合バッグ、スーツケース、トイレットペーパ、お米なども返礼品の対象になっていますが、やはり右上の立坑櫓が赤平市のシンボルともいえます。

 袋の中にはこの様なキットが入っていました。

 キットは木製ですが、自然の木というよりは木の粉を固めて作った様な素材です。家具のカラーボックスの背板などにも使われているような素材です。袋から出すとほんのり木の香りがします。このキットを作っている武藤工業は赤平市にある家具や建具を作っている会社ですから木の加工は慣れたものです。

 レーザーで大半は美しくカットされていますので、プラモデルで部品を切り出すようにくっついている部分をカッターで切れば綺麗に切り出せます。

 分かりやすい説明書が付いていますし、構造も簡単ですから迷うことなく作業することが出来ると思います。作業時間は約2時間程度が目安です。

 なおこのキットの他、滑車の軸用に4本、木工ボンドを使う為に数本爪楊枝が必要になります。そして接着用の木工ボンドも必要です。

 最初のパーツ作りは面倒な割に完成が見えてきませんから少し辛いところですが、途中から形になってくると面白くなりますので、丁寧に作業を続けてください。

 約2時間で完成。当初の荷姿からは想像つかない大きな竪坑櫓が完成しました。滑車もちゃんと回ります。

 1/80の鉄道模型レイアウトに設置しました。立坑櫓は1/160ですから半分の大きさです。しかしこれで十分大きいです。下側の建物を作るスペースはありません。

 赤平で本物を見ると「大きいな」とは思うものの、付近に比較となる高層建築物がないので大きさをイメージしにくいです。そこで1/150鉄道模型用の建築物と並べてみました。車両と違い建物は若干デフォルメしていると思いますし、立坑櫓も1/160ですから正確な比較とは言えませんが、想像以上に大きな建物です。

 地上から見ていると上側が遠近法で小さく見えていますが、こうして並べてみると上側の方が大きい位です。

 実物の写真を見てもらうと分かりますが、この立坑櫓に見合う下側の建物をスケール通りに作ったら1畳レイアウトの内側大半を占めてしまいそうです。下側の建物はデフォルメするしかありませんが、レイアウトの中に立坑櫓があると物凄い見せ場となると思いますので、鉄道模型ファンの方にもおすすめのキットです。


旧住友赤平炭鉱立坑キット MDF(ふるさと本舗)
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