足尾本山駅跡
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足尾本山駅はかつて国鉄足尾線(現:わたらせ渓谷鐵道)間藤駅から先に伸びていた貨物線の終着駅で本山製錬所跡の敷地内にあります。今日はこの足尾本山駅の近くまで行ってみたいと思います。
間藤駅から歩いて20分ほどで古河橋に到着します。この奥が本山製錬所の跡地になりますが、現在は古河機械金属株式会社の管理下にあり、敷地内への立ち入りは出来ません。
貨物線の下を通り本山製錬所跡裏側へと来てみました。奥がかつての貨物線の出川橋梁です。運行休止から30年以上が経過して錆びてはいますが、今列車が走ってきてもおかしくない雰囲気です。
橋を渡ってきた列車はそのまま本山製錬所の敷地内に吸い込まれるような感じです。
もう少し上のアングルから撮影してみると橋の向こう側はカーブしているのが分かります。
しかし敷地内は立ち入り禁止です。残念ですがこれ以上足尾本山駅に近づくことは出来ません。ですが折角ですので、柵の隙間から少しでも見えないかと中を覗いてみました。
中を覗くと鉄道設備らしきものが見えます。左の信号機は足尾本山駅から発車する貨物列車に対する出発信号機で、「停止」を現示しています。出発信号機の定位は「停止」ですので運行終了後そのまま誰にも触られることなく残っているのでしょう。
そしてその左下には転轍機の方向を示す矢羽根も残っています。
そして別の方向から見て見ると小さな小屋も見えます。入換作業員の詰め所か何かだったのでしょうか、そしてレンガの小屋は多分油脂庫でしょう。
もっと中に入って近くで見たい気分になりますが、管理地ですし立入禁止も明示されています。立ち入れば警察沙汰ですので外から眺めるだけにしましょう。しかし柵の外からでもこれだけの遺構が見たり撮影することが可能です。
写真を見ると誰も立ち入っていない場所だけに色々なものが当時のまま残っているのが分かります。機材の話ですが、柵の枠の幅もありますので大口径レンズよりもあまり口径の大きくない高倍率ズームレンズの方が、色々なアングルで切り取れて面白いと思います。
住所 | 〒321-1508 栃木県日光市足尾町本山1 |
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