トンかつ弁当(万葉軒:千葉駅)

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 今日は千葉駅を中心に駅弁販売をしている万葉軒の駅弁「トンかつ弁当」を頂きたいと思います。1000円超えの駅弁が珍しくない今、620円という価格であることも貴重です。ちなみに商品名は「トン」がカタカナ、「かつ」はひらがなとなります。

 15年位までは500円位だった記憶がありますし、お金の無かった子供頃は更に300円台位だった記憶があります。聞くところによると昭和40年代からあるお弁当で、しかもまた時々食べたくなる駅弁でもあります。今回も海浜幕張に用があったので、その帰りに千葉駅まで遠回りして買ってきました。

■ 50年以上愛されている千葉駅のお弁当

 黄色い包み紙に一度見たら忘れられない豚のイラスト。この辺は昔から変わらない印象です。何となくこの豚を見ると「変わらないな~」と安心します。

 時代の流れに合わせて新しいメニューも次々と登場しますが、50年以上千葉駅を通る旅行者に愛されてきた昭和のお弁当が令和の時代に食べられるのもまた貴重です。

 蓋を開けるとスーパーのお惣菜入れの様なケースにお弁当が入っています。

 容器めいいっぱいにご飯とかつが入っている印象です。

 横から見るとこんな感じです。本当に容器めいいっぱいに詰めましたという雰囲気が伝わってきます。

 価格が価格なので、かつは正直薄いですが、しっかり「肉」です。中の肉は生姜焼きなどの肉をイメージすると近いのかなと思います。

■ ソースに浸したかつに更にソースをかける

 既にソースに浸したかつは味が付いていますが、更にソースをかけて頂きます。

■ 付け合わせも◎

 更にかつの影に隠れていましたが、付け合わせもなかなかです。昆布の佃煮、タケノコの煮物、香物

■ 冷めても美味しいのが駅弁の真骨頂

 今回は家に持ち帰ってきましたが、電子レンジで温めるなどという野暮なことは致しません。この駅弁は冷めていても美味しいというところがポイントです。温かい作りたての料理が美味しいのは当たり前ですが、冷めた状態で勝負出来る駅弁はそこが凄いところです。

 620円でかなり腹に溜まるお弁当です。電車の中で食べなくても、持ち帰れますから是非千葉駅を訪れた際は食べてみて下さい。


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