奥羽本線スイッチバック遺構巡り(4)大沢駅

 福島を出発した列車は赤岩板谷と板谷峠を登って行きます。そして峠駅を頂上に今度は米沢へと峠を降りていきます。その米沢へ向かう途中の駅が今回紹介する大沢駅です。スイッチバック関連施設の他にSL時代の給水設備の遺構が残るなどこの駅も見所十分です。

 駅名標は錆で覆われていますが、まだ辛うじて「おおさわ」と読むことが出来るレベルでした。しかしホームは当時のものがしっかり残っています。

 一本の線路は剥がされ、そちら側のホームは草むらに覆われていますが、それでも両側のホームが残り、当時の雰囲気を伝えています。

 現在の駅の方向へ歩いていくと途中にレンガ造りの給水設備の台座が残っていました。まだこの奥羽本線をSLが走っていた頃の遺構だと思います。

 板谷駅のの様な物々しさはありませんが、スノーシェッドの手前には出発信号機も残っています。

 更にスノーシェッドの中に入って行くと当時の35km/h速度制限標識も。注意深く観察すると色々な「お宝」に出会えそうな雰囲気です。

 また駅を出て少し公道を歩くとこの様に谷間を完全に覆ったスノーシェッドの迫力ある全貌を楽しむことも可能です。


ドールと巡る板谷峠 四段スイッチバック遺構

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