簡易軌道に手を出してしまいました

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 「北海道のレイアウトと言えば簡易軌道は外せないでしょう?」ということで簡易軌道に手を出してしまいました。2018年発売の製品でそろそろ品薄になってきている製品ですが、まだギリギリ定価で買える時期、送料を考えればOKということで導入をしました。

 いわゆる馬面の車体はナローゲージを思わせますが、実物は軌間も762mmでいわゆる軽便鉄道と同じ軌間です。しかし軽便鉄道は法的根拠が軽便鉄道となりますが、簡易軌道は法的根拠が曖昧なまま消滅してしまいましたので少し性質は異なるものの様です。

 道路や自動車が整備されていない時代線路を敷設してトロッコを馬で引っ張っていたような形態が進化して、最終的にはディーゼルの動力車が走るようになりましたが、道路網や自動車の普及とともに昭和30年代から消えはじめ昭和47年の浜中町営軌道を最後に消滅してしまったようです。

 富別簡易軌道はフリーランスの模型ですが、浜中町営軌道をモデルにしていると言われており、昔の北海道らしいレイアウトには良きアイテムになりそうです。現役時代の姿を実際に見たことはなく、本の中の世界なのですが、北海道らしい雰囲気を感じる車両です。

 自走客車がこんなミルクタンクを牽引する姿などメルヘンにしか思えませんが、調べてみると実際存在した輸送形式の様です。また無がい車にミルク缶を大量に積んで輸送する姿もありました。

 タンクが前後で傾いており「部品が外れかかっているのかな?」と見てみるとこれが正常な状態です。後方に排出口がある為この様に傾斜がある方が排出時に都合が良いようです。

 TOMIXのNゲージ用のレールを走りますので、16番の内側に敷設してみました。R140ですからR470の16番のエンドレスの中なら楽勝です。

 脇は国鉄本線というイメージです。簡易軌道は駅もなく木の踏台が設置してあり、そこから車内に乗り込むような形態でした。踏台だけ置いてあげれば乗降場所も完成です。少し簡易軌道に興味を持ったところなので、今度北海道に行ったら残っている車両や遺構を眺めてきたいものです。

 また色々買うばっかりで作業がなかなか進んでいない気がしますが、レイアウトの制作の方もぼちぼち進めていきたいと思います。


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 富別簡易軌道はいわゆる「鉄コレ」スタイルの製品なので、別途動力ユニットや、金属車輪を購入する必要があります。動力はTM-07R、金属台車はTT03-Rが指定されています。TT-03Rは2両分入っていますので、自走客車+貨車の1セットだけですと半分余ります。

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