キハ82-900(KATO16番(HO)1-613)

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 本日はKATOのキハ82-900を整備しましたので、披露したいと思います。

 キハ82-900の一番の特徴はグリーン車キロ80を運転台付に改造した為、窓がキロ80の狭窓であることが特徴となっています。一方定員は一般のキハ82と同一としていますので、窓間とシートピッチが合っていません。

 901、902の2両が改造され、昭和47年10月から札幌運転区に配置され「北斗」「オホーツク」で運用されました。よって製品の付属ヘッドマークも「北斗」「オホーツク」しか入っていません。901は昭和56年まで、902は昭和57年の石北線脱線事故までそれぞれ活躍しました。

 先程札幌運転区と書きましたが、現在の札幌運転所という名称になったのは民営化直前の昭和62年3月なので、国鉄時代なら札幌運転区の呼称の方がしっくりきます。一方函館運転所は昭和43年から函館運転所です。

 そしてこの写真で製品の唯一残念な点を挙げておきますと、室内等の導電プレートが窓から見えてしまう点があります。他の形式は綺麗に窓柱に隠せていますが、イレギュラーな車両故にこれは仕方ないのかもしれません。左から三枚目の窓に導電プレートが見えます。

 また製品は屋根上の違いも再現されています。奥側がキハ82-900ですが、前側のクーラーカバーが、初期型の半分にカットされた形状となっています。また2番目のクーラーカバー後ろのベンチレータも並びが異なっています。

 手前の車両が一般のキハ82ですので見比べてみると違いが理解出来ると思います。

 キハ82-900は札幌運転区所属の為、正面の渡り板がボディ同色です。製品そのままの状態で正解です。左の車両は函館運転所所属の為渡り板をグレーに塗装しています。

 また製品の話をすると函館車はかなり前の旧製品なのですが、手すりが新しい製品の方が一回り細くなり格好良くなった雰囲気です。平成14年頃からのロングセラーだったと記憶しますが、少しずつ進化しています。


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