スマホのままか、それとも一眼デジカメを導入するか

 「一眼デジカメを買った方が良いのでしょうか?それともスマホで十分なのでしょうか?」少し写真に興味を持ってくると悩む選択肢の一つだと思います。

 結論から言うと「写真にどこまでを求めるか」が一つの判断基準となり人それぞれだと思いますが、今回はどの様な判断基準で考えればいいかを下の夕焼けの写真を使って解説していこうと思います。写真を見ながら一緒に考えてみましょう。

 まずはスマホの写真です。夕焼けがきれいだったのでポケットからスマホを取り出して撮影をしてみました。実際の夕焼けはもっとオレンジが強い感じで仕上がりとしては70点位ですが、写真としてはまあまあの出来です。

 「実際はもっとオレンジ色で綺麗だったんだよね~」なんて言う言葉を添えて見せれば見る人に十分雰囲気は伝わると思います。「これでいいのでは?」と思う人はスマホでも十分です、無理に一眼デジカメを買う必要は無いと思います。

 次に一眼レフの写真です。「もっと格好良く夕焼けが撮りたい!」と一眼レフを奮発しても全部カメラ任せのフルオートだとこんな感じで、あまりスマホの写真と変わりません。

 高い機材を購入したからと言ってそれだけで格好いい写真が撮れるわけではありません、今日一番ここが重要なポイントです。

 最後は設定を変更した一眼レフの写真です。露出補正を-2段アンダー、ホワイトバランスを昼光色蛍光灯にして更にマゼンダを+7、アンバーを+3プラスしました。そしてカスタムイメージはポップチューンを選んでいます。夕焼けが見た目以上の迫力になりました。

 スマホやコンパクトカメラだと変更できる設定が限られるので表現の幅が狭まってしまいます。しかし高い機材を買っても設定を変えなければスマホとはあまり変わらない写真しか撮れませんので

・スマホの写真に満足している

・写真の勉強は面倒だと思うし、したいとは思わない

 という人はスマホ、コンパクトカメラで写真を楽しんだ方が良いと思います。

 しかし

・設定一つを変えて写真ががらりと変わる様子が楽しそう

・勉強しても、兎に角もっと格好いい写真を撮りたい!

という人は一日も早く一眼デジカメデビューをおすすめします。とこんな感じでしょうか。

 しかしやっぱり写真を長くやっている私的には思い通りに写真が撮影出来るということは大変楽しいと思っていますので、これからスマホでは撮影出来ない、一眼レフならでは写真をいくつか挙げていこうと思います。

 「こんな写真を撮ってみたい!」となって一眼デジカメを購入しようとする背中をそっと押せれば幸いです。

 主題以外をぼかした写真は写真が一段上手くなった様な感動を覚えますが、この様なボケを作るには光を受けるカメラ内のセンサーが、一眼デジカメに装備されている程度の大きさが必要があります。おおよその話ですが、一眼デジカメのエントリー機とスマホのセンサーを比べると面積比で一眼デジカメは約15倍の大きさです。この写真は手前に紅葉、奥にドールというシチュエーションで撮影しましたが、目で見た風景とは全く異なる写真になりました。

 ポートレートの基本ライティングは逆光です。このような環境で一眼デジカメを使えば顔が明るく見える様光の量を調整したり、肌色が綺麗に出る様カラーバランスの調整が可能です。この様な細かいパラメータの調整がダイヤルを操作するだけで可能ですし、印象的なボケと相まって一眼カメラでしか撮れない写真と言えると思います。

 レンズを交換して望遠、広角と色々なレンズを楽しめるのも一眼カメラの醍醐味です。超望遠レンズを装着すれば写真の様な迫力ある写真が撮影できるカメラになります。夕暮れらしい雰囲気を出す為にカラーバランスや露出の細かな調整も必要ですが、一眼カメラならそれらの設定も可能です。

 こちらも超望遠レンズで着陸直前の航空機を撮影してみました。光の量を調整してシルエット調にして機体の肉体美を強調してみました。

 逆に魚眼レンズを装着すると世界がデフォルメされ、背景には多くの情報が入ります。閉店前にお願いしてパッパッと撮っただけの写真なのですが、レンズの個性のおかげで動きのある写真になりました。

 こちらも魚眼ですが、こちらでは空の広さを強調しています。レンズを交換することにより目で見た世界と全く異なる世界が切り取れるのも一眼カメラの楽しさです。

最後は夜の空港です。この暗い中でこの写真を撮影するのもスマホでは難しいと思います。また動きのあるものを自分が止めたい位置に止めるのも一眼デジカメレベルの高性能さが要求されます。

 後半の写真はいずれも一眼デジカメでないと撮影が難しいかと思います。興味のない人に無理に一眼をオススメすると最終的には恨まれるだけかなと思いますが、「美しい写真を撮ってみたい」となるとやはり一眼デジカメが必要になってくると思います。

 「ちょと格好いい写真を撮ってみたい、その為なら色々と写真の勉強もしてみよう」そんな気持ちになったら一眼デジカメの購入を検討してみてください。


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Author: DOLLMAN SENOO