温泉も運ぶ伊豆急
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この線路脇にある銀色のパイプの中には何が入っているのでしょうか?この記事のタイトルを見れば分かってしまいますが、この中には温泉の湯が通っています。
伊豆急グループでは、ここ熱川とお隣の白田から源泉を引っ張ってきて、同グループが管理する伊豆高原やその更に北の別荘地へ温泉を供給しています。
濁川を渡る橋梁脇にもパイプがあります。このパイプの中には白田から引っ張ってきた源泉が入っている訳です。
そして伊豆高原駅脇にも太いパイプがあります。
温泉パイプは踏切を避けるように、一旦地中に入り再び線路脇を走って行きます。
城ヶ崎海岸駅脇にもパイプがありました。電車の先頭から見てみると、このパイプは川奈-富戸間にある赤入洞橋梁の南側から片瀬白田駅の手前まで続いています。
温泉を軌道内のパイプを使って別荘地内へ供給するとか、さすが温泉地である伊豆らしい発想です。ある意味この銀色のパイプは、伊豆急らしい光景と言えるかもしれません。