青函連絡船の海峡ラーメン(塩)

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 本日は昭和63年3月まで(臨時運行は9月まで)青森-函館を結んでいた青函連絡船の船内食堂で提供されていた「海峡ラーメン」を「藤原製麺の北海道二夜干しラーメン函館塩」を使用して再現してみます。即席麺なので茹で湯とスープが同じなので簡単に作れます。

 用意するものはこちらです。「藤原製麺の北海道二夜干しラーメン函館塩」の他は具材となるイカの切り身少々、ベビーホタテ、もやし、わかめ、メンマ、刻みネギです。メンマのみ冷蔵庫から取り出すのを忘れ写真に載っていません。

 今となっては製麺所を特定出来ないのですが(私的には菊水かなと思っていますが)、今回は北海道の製麺会社である藤原製麺所の麺を採用しました。


藤原製麺 北海道二夜干しラーメン函館塩×10袋

 連絡船現役当時の写真です。現在ネットで「連絡船、海峡ラーメン」と検索しても出てくる画像は函館駅前の海峡ラーメンの写真ばかりです。デジカメが無かった時代なので致し方ないですが、資料が非常に少ないのが難点です。

 ちなみに有頭エビが載っているのは函館駅前の海峡ラーメンです。

 まずは麺を4分半茹でます。茹で終わったら火を止めてスープを加え器に盛り付けます。

 一方ワカメ、もやし、イカ、ホタテの具材は電子レンジ用容器に熱湯を張り2分位茹でておきます。

 麺と具材が茹で上がりました。当時の盛り付けを参考に具材を麺の上に盛り付けていきます。

 こんな感じに盛り付ければ完成です。Amazonで似た様なデザインの容器を購入しましたが、即席麺には少し大きい様です。「割れない」とありますが、プラ製です。しかしラーメンらしい器なので、盛り付けると気分が盛り上がる器です。


ナガオ 燕三条 割れない ラーメンどんぶり

 35年以上の時を超え青函連絡船の人気メニューを再現しました。食堂の売り上げ不振を打開する為に従業員が出したアイデアでしたが、最盛期には3時間50分の1航海で300食を売り上げたという話も聞いたことがあります。

 作り方は簡単ですので、是非青函連絡船の名物メニューを是非自宅で再現してみてください。


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