PENTAX GPSユニット O-GPS1レビュー

 「PENTAX GPSユニット O-GPS1」は現行のKマウントカメラ(旧製品も多く適合)にGPSで得た位置情報を送り、位置情報を記録させるオプションです。部屋でカメラを使う人には必要ない装備ですが、外へ出て写真を楽しむ人には便利な装備だと思います。

 同梱物は本体と説明書、保証書です。レンズやカメラはシルバーの箱に統一されていますのでPENTAXらしからぬパッケージです。

 また「O-GPS1」は単四電池1本が別売で必要になります。アルカリ電池で公称7時間の連続使用が可能の様ですが、本体からの電源供給は無いので必要に応じて予備電池は持って行った方が良いと思います。

 ストロボ用のクリップシューに差し込み、ストロボをロックする様にレバーを右に廻せばセット完了です。電源を投入すればGPSユニットが衛星の捕捉に入ります。

前側から

後ろ側から

 位置情報とは関係ありませんが便利機能として、GPSが時刻情報を取得して本体の時計を勝手に補正してくれるのが便利です。GPSをある程度補足して位置情報を取ったタイミングでカメラ本体の時刻を自動補正してくれるようです。時々GPSユニットを装着して野外撮影するだけで勝手に時間をセットしてくれるのでもう時間補正の手間は必要ありません。

 観光地で撮影した写真に位置情報は必要ない気がしますが、この様に何も目標物が無い場所で撮影した写真などは位置情報がとても便利です。駅前や観光地が中心ならあまり必要ありませんが、移動中に気に入った場所で撮影する、大自然の中で撮影するといった目標物の少ない場所で撮影する場合に便利です。

 以前他社のカメラを使用していた私の場合、ふと撮った写真の場所を特定するためにあとでGoogle Earthなどを駆使して場所を特定するのに往生した経験があります。なのでそれ以来GPSを使って位置情報をセットすることを真剣に行っています。

 先日伊東に行った際もGPSユニットを装着してみました。この写真の元画像にも位置情報が残っています。

 カメラ本体に付属の「Digital Camera Utility 5」で見ると緯度、経度、高度、撮影方向、時刻(日本標準時JST)が記録されているのが確認できます。場所だけでなくどの方向にレンズを向けたか迄記録されますので大自然の中で撮影した時は貴重な情報となると思います。

 フリーソフトの「画像位置情報取得ツール」を使用すると地図上に撮影位置を表示させることも可能です。伊東駅を降りラッピングバスを撮影~海岸でソテツの木を撮影~防波堤で撮影という一連の行動が地図上に表示されています。写真の整理や思い出に浸る時にも位置情報があると色々と便利です。

 しかしマーカーの幾つかが海にドボンしていますが、これはGPSの誤差です。いくら伊豆は暖かいといっても真冬の海に飛び込む勇気はありませんし、PENTAXは防塵防滴ですが、防水ではありませんのでw。