青函連絡船船内食堂「鮭三平汁定食」を復刻してみました

 本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。

 青函連絡船の食堂内のメニュー再現、第2弾は「鮭三平汁定食」です。しかし再現する為には資料が必要ですが、ネットで検索しても現役当時の情報は0です。辛うじて復刻した鮭三平汁定食の写真が1枚だけ見つけましたので、この写真を元に想像を膨らませ鮭三平汁定食を作ってみます。

 連絡船の食堂ネタになると登場する「BILL」です。当時鮭三平汁定食は600円でした。東京のアルバイトの時給は600円台位、函館で地元の人が行くラーメン店でしたら、500円でお釣りが来たと思います。

 定食ではなく単品の三平汁は400円、先日作った海峡ラーメンは500円でした。

 三平汁は先日作った三平汁と同様のオペレーションです。鮭に人参、じゃがいも、大根、ネギが入っています。具材は情報が無いので鮭以外適当ですが、元鉄道弘済会の方が見て「違う!具材は〇〇と〇〇だ。」みたいにXで指摘頂けると嬉しいところです。

 そしてお米もまた先日紹介しました「ゆめぴりか」を用いています。まだ当時は北海道に「ゆめぴりか」は無く、北海道のお米は美味しいとは言えない時代でした。

 そして小皿が2つ付いていたのですが、両方漬物では脳がありません。恐らく片一方は「たくあん」か「カブ」みたいな定食に付いてきそうな漬物、そしてもう一つは松前漬けだったのではないかと推測しています。「ひょっとしたら、そうかもしれない」位なので、この辺も正しい情報をお持ちの方は是非Xで教えて貰いたいところです。

 そして乾物で自分で好きな時に漬けられる松前漬けが売っていましたので、こちらは今朝漬けたものを用いました。


Yahoo!ショッピング「松前漬けの素」色々
他の取扱店:楽天市場Amazon

 そして今回は35年前に持って帰ってきた食堂内の割り箸も一緒に撮影してみました。35年経過していますので変色していますが、当時はこんな雰囲気でテーブルに運ばれてきたのではないかと思います。

 箸は勿体ないのでとても使えませんから、普通の箸でいただきます。久しぶりに食べてみましたが、三平汁はおかずだけでなく吸い物的な役割も果たしてくれます。そこに香物、松前漬けですからなかなか贅沢な定食でした。

 時給が当時と比較して倍位になっていますから、今の価格なら1200円位でしょうか。船の上で1200円だと随分リーズナブルにも感じます。


青函連絡船物語

海峡の鉄路 青函連絡船 110年の軌跡と記憶

青函連絡船 乗組員たちの証言 (イカロス・ムック)

鉄道連絡船細見

鉄道連絡船のいた20世紀
住所 〒040-0063 北海道函館市若松町12番地先
ホームページ 函館市青函連絡船記念館摩周丸
近くの宿を探す Yahoo!トラベル楽天トラベル
日本旅行の「JR+宿泊」



おすすめ

記事がお役に立ちましたら、一票お願い致します。