赤平名物「がんがん鍋」

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 本日は赤平名物の「がんがん鍋」を食べてみたいと思います。

 赤平は炭鉱で栄えた街ですが、「がんがん鍋」は炭鉱労働者が好んで食べた「ホルモン鍋」がルーツです。炭鉱閉山後暫く途絶えていた「ホルモン鍋」の食文化ですが、近年になって街の名産品にしようと地元飲食店などが中心となり、復活に漕ぎ着けました。

 その時名称を普通に「ホルモン鍋」ではなく、当時の炭鉱労働者の生活をイメージして「がんがん鍋」と名付けたそうです。がんがん食べて、がんがんお喋りして、そしてがんがん働くそんな意味が込められているそうです。

■ がんがん鍋の約束事は二つだけ

 そんな訳で近年見事に復活を遂げた「がんがん鍋」ですが、元々のホルモン鍋は各家庭ごとに入れる具材や味付けが好みにより違っていました。そんなルーツもあり「がんがん鍋」と呼ぶ鍋の決まりは二つだけで、あとは自由というおおらかさです。

 一つ目は「豚のホルモンを入れる」です。これが入っていなければルーツのホルモン鍋ではありませんからある意味必須です。


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マルコメ 丸の内タニタ食堂の減塩生みそ 325g
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 そしてもう一つが「味噌で味付けをする」です。これ以外のルールは特にありません。「あとはご自由に」とのことなので、本場赤平で食べる「がんがん鍋」もお店により具材や味が異なり楽しいものです。2回3回食べているうちに好みも分かってきて自分好みのがんがん鍋が完成するのではないでしょうか。

 今回は2人前で以下の食材を用いました。

・ 汁約500ml(豚汁の素に含まれる汁とお湯合わせて)

・ 味噌約50g

・ 豚ホルモン1/2パック(115g)

・ 豚汁の素野菜(1/2袋)

・ 木綿豆腐1/2丁

・ こんにゃく1/2枚

・ ニンジン1/3本

・ 長ネギ1/2本

 ニンジンは余っていたので入れただけです。豆腐は鍋物の場合、絹ごしより木綿の方が崩れにくいので良いと思います。ニンジンやホルモンは先に入れ沸騰してきたところで豚汁の素、こんにゃく、豆腐を入れました。

 そして再度沸騰してきたところで味噌とネギを入れて更に沸騰したら完成です。ネギは最後の方が良いでしょう。

 また今回は入れませんでしたが、北海道らしく「玉ねぎを入れると甘みが増す」という声もあります。この玉ねぎもまた次回挑戦してみたいところです。

 沸騰してきたら、火力をとろ火にして保温モードに切り替えます。

 汁の周りに浮いている脂はホルモンから出たもので、これがおいしさの秘密です。

 がんがんお喋りして、がんがん寝て、そしてがんがん勉強してください。酷寒の赤平で生まれた、がんがん身体も心も温まる鍋です。

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