K-3Ⅲを持って世田谷の豪徳寺へ
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今回は「PENTAX K-3 Mark III」に「
HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW」を装着して豪徳寺の中を散策してみたいと思います。招き猫発祥の地とされるお寺で、境内には奉納されたたくさんの招き猫が鎮座しています。今回は10枚ほど作例をアップしてみましたので、機材選びの参考にして頂ければ幸いです。
しかし使えば使うほど「HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW」の描写の美しさには惚れ込みます。
1/60、f8.0、ISO200、WB太陽光、CI人物、22mm
まずは山門前で記念撮影です。豪徳寺山門の最寄り駅は世田谷線宮の坂駅です、小田急線豪徳寺駅の接続駅である山下駅ではありません。宮の坂駅から住宅街を歩いて行くと数分で到着出来ます。
1/125、f4.0、ISO200、WB太陽光、CIリバーサルフィルム、50mm
ところで訪れたのは8月中旬でしたが、既に山門前では一部の葉が色付いていました。連日酷暑という雰囲気の東京ですが、少しずつ秋が近付いているのを感じさせてくれます。葉のオレンジ色を鮮やかに表現すべくカスタムイメージは「リバーサルフィルム」を使用してみました。
1/60、f8.0、ISO200、WB4500K、CI人物、22mm
境内に入るとそこには「世田谷区」というイメージとは全く異なる厳かな雰囲気が漂う空間があります。
1/125、f2.8、ISO100、WB太陽光、CI里び、21mm
招福堂横に奉納された招き猫たちです。少し渋くカスタムイメージは「里び」を選んでみました。しかしこのシチュエーションでf2.8を使用する必要は無いだろうと思う訳ですが、やはりf2.8の描写力を見て貰いたくて思いっきりf2.8です。
この招き猫は江戸時代にこの豪徳寺境内に居た猫がモデルとなっていますが、彦根のゆるキャラ「ひこにゃん」のモデルもこの猫と言われています。ひこにゃんと豪徳寺の招き猫のルーツは同じ一匹の猫なのです。
1/125、f2.8、ISO200、WB太陽光、CI人物、21mm
もう一枚f2.8で。招き猫と同じく右手を挙げて貰いました。右手は武士が刀を扱う手であり、左は不浄とされていますので招き猫も右手を挙げているのです。
1/45、f8.0、ISO400、WB太陽光、CI人物、21mm
招福堂裏にもたくさんの招き猫が奉納されています。むしろこちらの方が数的に圧巻です。
1/30、f8.0、ISO280、WB太陽光、CI人物、16mm
招き猫の後ろ姿もまた可愛いものです。
1/45、f8.0、ISO200、WB太陽光、CI鮮やか、21mm
平成18年（2006年）5月に落慶した三重塔です。平成のものとは思えない重厚感が溢れる塔です。カスタムイメージは何にするか悩みましたが、迷ったら「万能過ぎる鮮やか」です。PENTAXらしい鮮やかな発色、緑の綺麗なスタンダートなカスタムイメージです。
だいたいの思い出はこの「鮮やか」で美しく記録出来る筈です！？
1/45、f8.0、ISO200、WB太陽光、CI人物、22mm
ここでも記念撮影、少しフィルターが汚れており丸いボケが出来てしまいました。折角性能の良いレンズを使用しているのですから、特に逆光撮影時は気をつけたいものです。
1/60、f8.0、ISO200、WB太陽光、CIリバーサルフィルム、16mm
香炉です。カスタムイメージの「リバーサルフィルム」は「コントラストが高く、鮮やか」という特徴が語られますが、私的には「黒が綺麗に出る」という特徴もお気に入りです。こうした黒い物体、特にカメラ本体を撮影する時も「リバーサルフィルム」を使うことが多いです。
16-50の焦点距離があればこの様なお散歩レベルの撮影ならほぼ全て用足ります。しかもこの高画質ですからこの組み合わせは最近のお気に入りです。
そしてお気に入りといえばこの豪徳寺も一度行って招き猫の可愛さを知ってからお気に入りのスポットです。写真にあった奉納されている招き猫は陶器製で本堂横の受付で300円～5000円で授かれますので、お土産に持って帰ることも可能です。
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