青函トンネル

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 新幹線で北海道に渡る際は必ず海底トンネル「青函トンネル」を通ります。そんな訳で今日は青函トンネルについて色々語ってみたいと思います。

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 青函トンネルは昭和63年3月に開通したトンネルで全長は53.85kmあります。開業当初は端数を切り上げて「ゾーン539」などと呼ばれていました。懐かしくなって「ゾーン539」で検索をかけてみましたが、出てくるのは開業当初の古い画像ばかりで35年も経つとほぼ死語となってしまっているようです。

 快速海峡の時代は蟹田で乗務員交代を行っていましたが、新幹線では新青森駅を出るとそのまま青函トンネルに突入します。

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 開業から約35年が経っていますが、今なお青函トンネルに入るのは一つのイベントの様で、青函トンネルに入る時刻は車内放送で案内してくれます。スマホがあれば正確な時刻が分かりますし、鉄道ダイヤは正確ですからトンネルに入る瞬間を狙いたいなら車内放送の情報は大変助かります。

 またトンネルに入ると電光掲示板にも写真の様に表示がなされます。この辺は約35年経って在来線の快速海峡から新幹線になっても雰囲気が変わりません。やはり53.85kmの海底トンネルに入ると言う事は特別な事なのです。

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 ところでトンネル内には非常用避難口として竜飛と吉岡に定点があります。かつては竜飛海底駅、吉岡海底駅として設備を見学出来ましたが、現在はあくまでも非常用の避難設備となっています。この定点部分では蛍光灯(LED?)の照明があり、通過するとすぐに分かると思います。

 ところでトンネル内は外気の中を走ってきた列車と温度差がありますし、また湿度も高いですから写真の様に窓ガラスが結露します。この結露もまた開業当初から変わっていません。この結露が定点の照明に照らされると、写真の様に結露しているのが分かりやすくなりますので青函トンネルらしい写真になると思います。


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