4月5日熱川「春色夜食市」レポート(夜編)
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4月5日に熱川で行われた「春色夜食市」ですが、前回の「昼編」に続き、夜の部をお届け致します。なお所用により、イベント内の全演目を網羅していませんのでご了承ください。
今年は2月の河津桜も20日ほど遅れていましたが、駅前の桜も例年に比べ遅れた為か、文字通り「春色夜食市」に花を添えた雰囲気で咲き誇っていました。
そして駅前からはなはなパークを見下ろしますが、2月に来た時にはこの欄干の提灯は無かったと思います。1年前は800個だった提灯が4月1日配信のニュースでは1300個まで増えている様です。
2月「熱川ゆけむり夜市」の人出を見て「普段の熱川の夜じゃないな」と思いましたが、今回はその比ではありません。
外国人グループなども多く見かけましたがきっちり広報された結果、多くの人がこのイベント目当てで訪れていたのではないでしょうか。伊豆高原駅など伊豆急行線の主要駅でも「春色夜食市」の広告を見る機会がありました。
はなはなパークに続く路地はこの賑わいです。そして20時からは「しおかぜ広場」で天燈上げとそれに合わせて中華獅子舞が見られるとのことなので、そちらに移動します。
「天燈上げ」とは台湾で願い事を書いたランタンを夜空に飛ばすイベントです。予め受付をした方々が願い事を書いた「天燈」を持って待機中です。そしてその人の輪の中に中華獅子舞の姿も!
そして20時、合図と共に天燈上げです。天燈は空に実際に飛ばしてしまうのではなく、紐で結ばれ宙を浮いているような感じでした。
昭和の時代なら本当に飛ばしてもOKだったかもしれませんが、今の時代これだけ建物が密集している場所で本当に飛ばしてしまうのは難しいかもしれません。しかし天燈が宙を舞う幻想的な雰囲気は楽しめたと思います。
そしてその中華獅子舞がはなはなパークに戻ってくると祭りもクライマックスです。子供たちにも大人気です。
そしてメインステージで2頭が最後の舞を披露してくれます。前足で1人、後ろ足で1人、1頭を2人で操っています。なおこの中華獅子舞を操っているのは横浜中華学院の学生さんとのことです。
獅子舞が立った状態は肩車状態で再現されています。この状態で舞う事も出来るのですから、相当の技術です。写真ではお伝え出来ませんが、ダイナミックな舞、動作のキレは是非次回実際に見て頂きたい完成度です。
しかし伊豆の熱川でここまで台湾文化が忠実に再現され、そして楽しめるとはつい先日まで思っていませんでした。昼夜を通して楽しい1日を過ごさせて貰いました。
そして最後に熱川の夜景です。この街の明かりを見ろ!この人込みと賑わいを見ろ!と熱川の底力を感じた1日でした。