手ブレしないシャッタースピード

手ブレしないシャッタースピード

2019年2月8日 オフ 投稿者: dollman

 シャッタースピードを遅くすると「手ブレ」によってボケボケの写真が出来上がってしまうことがります。そこで大切な写真は失敗したくないので、手ブレを起こさないシャッタースピードを知っておく必要があります。

 一般的には焦点距離分の1以上のシャッタースピードが安全とされています。これはフルサイズが基準でAPS-Cサイズは焦点距離の1.5倍、フォーサーズは焦点距離の2倍となります。具体的に言うと40mmのレンズを装着している場合、フルサイズなら1/40秒、APS-Cなら1/60秒、フォーサーズなら1/80秒より速いスピードが安全となります。

 しかしこれは一つの目安でフルサイズで50mmのレンズを装着している場合、慣れない人なら1/60でも手ブレすることもありますが、訓練すれば1/8程度でも手ブレせず撮影出来ます。初めて使う人ならまずは焦点距離分の1のスピードで手ブレしないように練習してみましょう。

 また最近は手ブレ補正という便利なものが装備されている機種もあります。よくカタログに「4段手ブレ補正」などと書かれていることがありますが、これは1/60でギリギリ手ブレしない腕を持っていたとすると1/30、1/15、1/8、1/4で1/4でギリギリ手ブレせず撮影が出来るようになるという意味です。勿論これは理論値で手ブレ補正を保証するものではありませんが、今の手ブレ補正技術にはそれ位の性能があります。

 それでは実際に手ブレしていない成功写真と手ブレしてしまった失敗写真を見てみましょう。今回は4.5段分の手振れ補正機能のある「PENTAX K-70」を使用しましたが、手ブレ補正機能をOFFにしてテストしています。

 この写真は1/30秒でシャッターを切りました。APS-C機に35mmのレンズを装着していますので安全なシャッタースピードは1/70秒となりますが、少し練習をすれば1/30でも写真の様に手ブレ無しで撮影出来ます。

 今度はシャッタースピード1秒で撮影してみました。手ブレを起こしドールも背景もボケボケです。この様な写真が出来上がってしまった場合シャッタースピードを速くする必要があります。

 こちらは上の写真に似ていますが、背景はくっきり写っています。これはピントが壁紙に合っている単なるピンボケ写真です。上の写真の様にすべてのポイントでボケボケの写真は手ブレで、下の写真の様にどこか一か所でもカッチリ写っている写真はピンボケです。失敗写真の原因究明の際の参考にしてみてください。