PENTAX KF 昨晩とりあえず撮影した写真何枚か

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 PENTAX KFが昨日発売になり私も早速受け取ってきたのですが、とりあえず数日レビューする時間がありません。そこで昨日夜羽田で55-300PLMを装着して色々撮影してきました。言葉でわかりやすく説明することも大切ですが、とりあえず作例を見るのが一番早いのかなと思い、とりあえず一言付きで昨夜の写真を何枚か公開します。

■ 撮って出しの写真

 RAW現像でいじってしまうとカメラの真の実力が分からなくなってしまいますので、まずは2枚ほど撮って出しの写真を公開します。特に技法を駆使したとかではなく「条件の悪い夜にとりあえず撮った写真」ですので、逆に参考になるかと思います。

1/30、f6.7、ISO4500、WBオート、CI鮮やか、55mm

 第二ターミナル駐機場に鬼滅機がいましたので露出補正-0.5のオート(TAv)で撮影してみました。何の工夫もなく、オートでただシャッターを切っただけですから、「KFがあれば夜の空港でも照明が当たっていればこれ位の写真は手持ちで撮影出来る」と言い換えられそうです。

 「炭治郎」をアップにして見ました。ピクセル等倍の50%の拡大率になります。ISO4500でもこれ位に改造します。明部にはほぼノイズはありません。

1/45、f6.7、ISO12800、WBオート、CI鮮やか、78mm

 駐機場から外れた少し暗い場所でANA機を撮影します。ISO12800でこんな感じの描写です。1段上の25600になると少しノイズが乗ってきますが、これ位なら雰囲気重視の写真で十分使えそうです。

 こちらもピクセル等倍の50%に拡大した写真になります。少し描写は荒くなりますが、機体の文字などははっきり分かるレベルです。

■ RAW現像済みの写真

 続いて付属のDCU5やボディ内現像でRAW現像した写真です。

1/10、f6.7、ISO3200、WBグレー点、CI鮮やか、135mm

 やはり手ブレ補正がKP、K-3Ⅲと比べ0.5段分弱いので1/8での流し撮りの成功確率が落ちる気がします。1/10なら数枚連写すればほぼ確実に成功カットが含まれます。

1/20、f6.7、ISO6400、WBグレー点、CIリバーサルフィルム、300mm

 スカイツリーをバックに22に降りてくるランディング機をISO6400で狙います。こんな写真も高感度&手ブレ補正のおかげで、手持ち撮影出来る時代です。もっともPENTAXでは既に2016年のK-70時代にこれを達成していた訳ですが・・・。

1/30、f6.7、ISO6400、WBグレー点、CIリバーサルフィルム、70mm

 駐機場の機体をISO6400で撮影するとこんな感じです。三脚は持って行っていませんので、勿論手持ちです。

 冒頭の撮って出しの様にPENTAXのオートはかなり優秀なのでオートで撮影しただけでもかなり良い色が出ます。しかし空港内は色々な光源がありますので、私は現場でとりあえずオートで撮影、同梱のDCU5を使用してグレー点で補正してあげます。これでほぼ狙い通りの色になります。

1/15、f6.7、ISO3200、WBオート、CIリバーサルフィルム、300mm

 最後はボディ内現像で1段増感した写真です。帰りの電車内で作業しましたが、ボディ内現像は撮影した時の「気持ち」が残っている間に処理出来るので便利です。ところで衝突防止灯の赤い光は格好良いですね、これを上手く生かすと格好いい写真になります。ちなみに次の一瞬、赤い灯火が消えるとこのアングルもショボい写真になります。


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