平日日中限定の秘境駅「府中競馬正門前駅」

 今日は高層マンションなども建ち並ぶ東京のベッドタウン府中にある平日日中限定の秘境駅をご紹介したいと思います。京王電鉄競馬場線の終着駅「府中競馬正門前駅」です。

 本線の京王線は10両ないし8両のステンレスカーが走る通勤路線というイメージですが、今回ご紹介する競馬場線は2両編成のワンマン電車です。東府中駅から終点の府中競馬正門前まで僅か0.9kmの路線です。

 今回乗車した電車は2両編成に誰も乗っていませんでした。地方のローカル線も真っ青の乗車率です。しかしそんな路線ですが、保安装置はATCと自動運転を除けば最高クラスの保安装置を使用しています。

 ちなみに最終電車は21:56に東府中を発車します。こんなところもローカル線ぽい雰囲気です。

 僅か0.9kmですから、東府中駅から2分ほどで到着します。周辺には多くの建物も見え住宅地の中の駅に到着したという感じですが・・・

 この広い駅構内に誰も居ません、少し不思議な感覚に襲われます。名称通り競馬場へのアクセス線ですから土日祝日には新宿からの直通列車も含め10両編成の電車が続々と到着しますのでこの様な広い駅構内になっているのです。

 ちなみに反対側のホームは降車専用の降車ホームです。

 特におすすめスポットは駅舎側からホームを見たこの光景です。立派すぎる広い駅構内に誰も居ない、駅跡の廃墟の様でもあります。視界にあるのは駅構内なのに静寂、とても不思議な光景です。

 しかしこの様な駅ですが、電光掲示板を見ると20分おきに電車が発着しています。

 不思議な気分を十分に味わったらそろそろ現実世界に戻りましょう。駅の改札を見ると土日祝日のこの駅の賑わいが想像できるかと思います。広い駅構内も人、人、人で埋め尽くされることでしょう。

 そして改札を抜けると東京競馬場への広い通路が広がっています。

 駅の脇には「黄金の馬」像などもあって競馬場へのアクセス線という雰囲気を醸し出しています。競馬に興味がなくてもご利益の有りそうな姿です。

 ところで冒頭「最終電車は21:56に東府中を発車します」と書きましたが、ここまで東府中から0.9kmですし、特急停車駅である府中駅まで歩いて10分程度の場所にありますのでこの近隣に住んでいる方の終電にも全く問題無い訳です。

 ということで平日日中見ると「誰が使っているんだ?」という雰囲気のベッドタウンにある平日日中限定秘境駅「府中競馬正門前駅」をご紹介しましたが、土日祝日に来ると人混みに揉まれまくることになると思います。是非平日日中にお越しください、ここでしか見られない不思議な光景を楽しむことが出来ます。

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