PENTAX KFデモ機を触って見たレビュー
本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。
2022年12月11日:購入しましたので、レビューを実施しています。
PENTAX KFが発表になりましたので、早速クラブハウスに見に行ってみました。写真やスペックの数字を見る限りではK-70Ⅱというイメージを持っていましたが、正直現物を見てみると細かい所に手が入っている様な印象です。
数字的なスペックでは最高ISO感度102,400、有効画素数2424万画素、連続撮影枚数秒6コマ等はK-70と変わりません。しかしそのスペックは現在の市場で他社の競合機種を超えるものもあり、十分競えるものですし、そのスペックをもってすれば撮れない写真はないという高性能さです。
この辺の高性能さについてはK-70レビューとして記事を書いていますのでご覧頂ければと思います。
そして今回実機を触って見た違いについて色々思ったことなどを書いてみたいと思います。まずはスタッフから言われて気付いたことですが、グリップの形状が変更され手にフィットしやすくなっています。写真でも前ダイヤル前のRやグリップ上部の凹みがK-70と異なるのがお分かり頂けるかと思います。実際に触って見ると指に引っかかる感じでより安定する様になりました。
Youtube動画にはTKO氏が登場していましたが、彼はグリップに対するこだわりを持ちJ-Limitedでは猟銃メーカーミロクメーカーとタイアップしたオリジナルグリップを作り上げました。今回のKFにもそんなマインドが入っていても不思議ではありません。
また液晶も一回り大きくなり、見やすさが向上しています。写真でも縁が小さくなり液晶が一回り大きくなったのがご理解頂けるかと思います。
そしてダストリムーバブル装置ですが、K-70ではいかにも動作しているという「カタカタ」という音が電源のON、OFF時に発生していましたがこれも聞こえませんでしたので、システムが変わっている可能性があります。
私一人でデモ機を独占することは出来ませんので、とりあえず気付いた違いはこれ位ですが見た目以上に変わっている印象です。
一方既にクラブハウスにあるモデルは市販モデルということで撮影データの持ち帰りもOKでしたが、この辺は私自身使い慣れていないカメラということもあり細かい検証は差し控えたいと思います。逆に表面上の数値はK-70同様ですが、細かいブラッシュアップで一皮むけた表現力になっているのではないかと密かに期待しています。また実機が届きましたら存分に撮影してレビューしてみたいと思います(とりあえず「白」を予約しました)。
シャッター音は記憶に残っているK-70の音とあまり変わりませんので、10万ショット対応の従来ユニットとあまり変わらないかもしれません。
今回実機を見て「買いか、どうか?」という話ですが、K-70ユーザーにとってはハード的なスペックは大きくは変わっていないので慌てる必要はないかと思います。自らの買い換えのタイミング、ファームアップによって欲しい機能が実装されたタイミングで購入すれば良いと思います。
それでは今このクラスのカメラを買うとしてK-70の中古とKFという選択ではどうでしょうか?私的にはKF購入をお勧めします。まずはメーカー直販で購入すれば3年の保証が付いてきます、やはり安心感が違います。
またKFはこれからファームによる性能アップの伸びしろが大きいですが、生産完了したK-70には伸びしろがありません。そしてメーカー修理のこともありますので「目先の価格ではなく、長く使うなら伸びしろのあるKF」だと思います。
それではまた発売日後に実機を触って見てレビューをしてみたいと思います。
PENTAX KF(PENTAXストアYahoo!ショッピング店)
他の取扱店:Yahoo!ショッピング、楽天市場