ペリーロードを「FA 43mmF1.9 Limited」1本で色々撮影

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 旅先へはどんなシーンにも対応出来る様大三元を持っていくことが多い私ですが、今回は伊豆下田のペリーロードを「smc PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」で撮影してみました。

1/1000、f8.0、ISO400、WBオート、CI人物

 ドールと一緒だと背景も見せたい為、どうしても絞りはf8やf11を多用しますが、後ほど開放の画像も1枚ご紹介します。まずはペリーロード東端で一枚撮影、これから川沿いに散策していきたいと思います。

1/750、f11、ISO400、WBオート、CIモノトーン

 絞って使えば手前から奥までしっかりとピントが合い、単焦点ならではの解像度の高い画像が得られます。

1/500、f11、ISO400、WBオート、CI人物

 ペリーロードは周辺に古い趣のある建物が多数有ります。奥に見えるのは東端の旧澤村邸です。

1/8000、f1.9、ISO400、WBオート、CI人物

 「smc PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」開発者の一人である池永氏が「開放をガンガン使ってくれ!」と仰るので、開放の1.9で撮影してみました。手前のピンが合った花はカッチリ写り、奥側はフワッというか、クセがなく美しくボケています。

 開放値1.9というのは中途半端で、一般的には1.8か2.0です。技術的に1.8にすることは十分可能だと思いますが、画質を考えたら1.9になったのだと思います。43mmという焦点距離もそうですが、数値では無いあくまでも自分たちが納得する画質か否かで開発が進められたLimitedらしいところです。

1/750、f9.5、ISO400、WBオート、CI人物

 途中の川沿いでも一枚。川沿いの柳の木、奥に見える古い趣のある建物がペリーロードらしい雰囲気です。見ての通り天気の良い日中ですので、カスタムイメージのコントラストを落とし、画面がキツくならない様にしています。

1/750、f8.0、ISO400、WBオート、CIモノトーン

ペリーロード西端の端に刻まれた明治三十九年二月の文字。幕末に開港して大政奉還、そして明治時代となるわけですが、日本近代化の歴史を感じさせてくれます。

1/3000、f5.6、ISO400、WBオート、CI人物

 ペリーロードから下田港へ向かう途中にあった弁天橋ボードウォーク前にて周辺にはボートが多数係留されており、やはり下田は港町なんだと認識させられます。

1/1000、f8.0、ISO400、WBオート、CI人物

 43mmを使ってみて思うのは僅か7mm差ですが、若干広角な分「モデル+背景」という写真の時は、背景の情報がより多く入り使いやすい印象です。フードが付くと少し出っ張りますが、パンケーキレンズ的な大きさですからK-1にこのレンズ1本で街を廻ってみるのも手軽で面白い選択だと思いました。

 今回も色々撮影してみましたが、ピントの合っている部分はシャープに解像して、ボケ部分はクセの無い柔らかいボケで美しい背景を作っている雰囲気を見て頂ければ幸いです。


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※ 現在は上のsmcコートレンズは生産完了し、下のHDコートレンズにリニューアルされています。


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