IORI工房のレールクリーニングカー(16番(HO)ペーパーキット)

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 保線用に「IORI工房 (HO) 16番 No343 1/80 「レールクリーニングカー」 ペーパーキット」を導入しました。ペーパークラフトですが、レーザーカットされていますので、プラモデルを組み立てる感覚で組み上げは数時間で完了します。

 写真の様にかなり厚みのある紙を使用していますから、剛性は問題無さそうです。サフェーサを吹いて塗装することが推奨されていましたが、ここは物の考え方でレールを掃除する工具と考えるならあえて塗装する必要もないかもしれません。

 しかし「シキ」の様なスタイルですから黒く塗れば貨車っぽく、黄色く塗れば国鉄時代の保線車両の様な雰囲気でレイアウトの片隅にあっても違和感がありません。今回は未塗装のまま一旦完成とし、早速レイアウトの清掃に就いて貰いました。

 別途車輪4本、カプラーを購入する必要があります。車輪は日光製、カプラーはIMONが指定されていましたが、私は「エンドウ φ10.5 プレート ピボット車輪」を使用しましたが、問題なく走っています。

 カプラーは「ケーディーカプラー #42」をキットに含まれるスペーサーを2枚噛まして装着すると写真の様にピッタリの高さとなりました。ケーディーカプラーを使用する場合カプラーは42番でなくても大丈夫ですが、カプラーの位置が軸の中央、上、下と3種類ありますので、写真の様に軸の下側についているものを選んでください。

 いずれも部屋にあるものを利用しましたが、新たに購入するなら推奨のものを使用したほうが良いかもしれません。

 とりあえず部屋にあったキッチンペーパーを木の部品に巻いて試運転です。しかし残念ながら車体が軽すぎて脱線します。

 塗料の瓶を載せたところ快調に走り始めました。ウエイトが必要そうです。

 色々検討した結果「ステンレスウエイト60-30-20」 を装着すると脱線は無くなりました。製品にあらかじめ付いている両面テープで貼るだけ、寸法的にもぴったりでしたのでこんな感じに仕上がりました。見た目にこだわる人はもう一工夫必要ですが、営業車両ではなくメンテナンスの工具という考えなので、これで良しとします。

 一畳のレイアウトを2週程走らせてみましたが、しっかり汚れを拭き取っている様です。たった一畳のレイアウトでも奥行きは90cmあり、レールの清掃は行き届きませんからやはりこの車両は画期的です。

 キットなので作るのが面倒かな?という不安がありましたが全くそんなことなく、またメンテの手間が大幅に解消されることを考えるとこの価格ですから購入して良かったと思います。今後は塗装が課題です。


IORI工房 (HO) 16番 No343 1/80 「レールクリーニングカー」 ペーパーキット(Yahoo!ショッピング)
他の取扱店:楽天市場

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