KATO HO(16番) 4番ポイントの割り込み脱線防止加工

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 本線から機関区へ入る分岐にはKATOの4番ポイント(HO:16番)を使用していますが、KATOのオハフ33は通過できますが、トラムウェイのオハフ61はトングレールを割って脱線してしまいます。やはりスムーズに走らせたいので今回はここを改善していきたいと思います。

 早速Googleで検索してみるとトラムウェイのフランジが薄くKATOの車輪に交換すると通過出来る様な動画を発見しました。

 更にもう少し調べてみるとこのKATOの4番ポイントが曲者で通過出来る車両を選ぶ様なことを書いている記事を幾つか発見しました。色々調べた結果、問題は車両側ではなく線路側と考えました。

 そこで再度車両が通過するところを観察すると、トングレールに車輪が引っかかり一瞬車輪が浮きそのままフランジが割り込んでいました。トングレールに差し掛かった時スムーズに通過出来る様にトングレール先端を加工して上げる必要がありそうです。

 フランジがうまく内側に滑り込むようにこんな感じに削ってみました。一気に削ると失敗した時ポイントが1本パーになりますから、少し削っては車両を走らせ脱線が解消出来たところで削るのを止めました。その後数回車両を往復させても全く問題ありませんでしたので、写真の様に僅かに削るだけで割り込み脱線の問題は解消されました。

 なお本線側の定位では問題は発生していませんので、定位側のトングレールは無加工です。

 上側から見るとこんな感じです。削る前はトングレールに車輪が引っかかってしまっていたのが、理解できるかと思います。

 機関区内で1番線、2番線を切り替えるポイントは同じく右分岐の4番ポイントですが、こちらは問題なく通過出来るようです。いつ買ったとかは覚えていないのですが、トングレール先端の形状も少し異なりますので、改良されたか個体差かもしれません。

 同じ4番レールでも通過できるもの、出来ないものがあり、通過できないものは軽く削ってスムーズに通過出来る様にすると脱線しない様です。

 昔は電動4番ポイントという名称でしたが、現在はR550手動ポイントとなっており、電動ユニットは別途購入する必要がある仕様に変更されました。


KATO HOゲージ 手動ポイントR550 右 2-853(Yahoo!ショッピング)
他の取扱店:楽天市場

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