旨味ます寿司(ます寿司屋ヒロ助)

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 先日富山ブラックラーメンを通販したら大変美味しかった「ます寿司屋ヒロ助」、実店舗を見てみたい、本業であるます寿司も食べてみたいと思い富山へ行ってきました。

■ 清潔な店舗にスタッフも◎!

 ナビで調べて訪ねてみると街中のショッピングモール内に実店舗はありました。どちらかというと観光客より地元客の方が多いのでは?という印象の立地です。実際私が訪れた時にも地元ナンバーの二人組が店内でお寿司を選んでいました。

 店舗は建物が新しいこともありそうですが、清潔な店舗でスタッフの方も感じの良い方達でした。通販ですと相手が見えないという不安がありますが、東京から400km、実際訪れてみて良かったと思います。

■ 熟成が進んだ製造翌日が美味い!

 購入した「ます寿司(旨味)うまあじ」は通販同様1日寝かして購入した翌日頂きます。翌日迄寝かしたのは通販同様の条件というよりは、翌日迄寝かした方が美味い!というのがあります。押し寿司は熟成が進むので、製造日の翌日が食べ頃というまさに通販向きのメニューです。

 木の丸い箱に入っているその姿は知っているます寿司の姿そのものです。太い輪ゴムは蓋にしっかり押されて熟成が進む工夫です。輪ゴムが無い昔は石が使われていました。

 箱の中には美味しい食べ方が書かれたペーパーも!売ったらおしまいではなく、美味しく食べてもらおうという心遣いがユーザ的には嬉しいところです。

 しかし蓋を取り、笹の葉を開くと駅弁しか知らない私は一瞬「?」となってしまいました。駅弁の「ますのすし」ではこの段階でますの身が見えますが、ヒロ助のものは裏側にあります。ここでもターゲットの違いが如実に表れています。

 駅弁はこの容器のまま食べるのでますが上となります。しかしヒロ助のものは家庭で皿に盛り付けることが前提なのでポンと裏返して載せられる様にますが下になっているのです。

3/17追記:ヒロ助さんに伺ってみると、私的に「裏返し」と思っていた「ますが下」のこの形こそが、元々のます寿司の姿の様です。最近は入っている容器のまま食べられる「ますが上」の形の店も増えてきている様ですが、ルーツを探ってみるとこの形となるみたいです。

■ 富山の家庭で親しまれている、飽きの来ない味

 そして味にもヒロ助ならではの特徴があります。一口目は「薄味?少しパンチが足りないかな?」という印象でしたが、一切れ食べ終わる頃には次の一切れを食べたい衝動にかられます。言い換えると飽きの来ない、地元に愛されている、ちょっと良いことがあった日に富山の家庭で食べられている味なのです。

 ホームページには「マイルドな酸味にやわらかい食感」とありますが、その理想は十分に達成できている美味しさだと思います。

 薄味な分ますの風味や旨味、プリプリとした食感が楽しめますし、好みで醤油を使えば味変も出来ます。ちなみに今回は最後まで何も付けずに美味しく頂きました。

 今回は上にますが載っていないので慌ててこんな盛り付けにしてしまいましたが、後から調べたら笹ごと皿に盛り付けられた様です。また笹の上から切るのが富山流ということも今回知りましたので、次回はまた別のます寿司を注文して流儀も含めてレビューしたいと思います。

■ 一口にます寿司と言っても、種類が豊富

 ヒロ助ではます寿司のバリエーションも豊富ですのでまた次回色々注文してみたいと思います。


【ます寿司屋ヒロ助】ます寿司(旨味)うまあじ(楽天市場)

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