北海道の魚「チカ」を唐揚げで食す

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 「【定期お届け便】ウオスのお魚ボックス」のおかげで知った北海道の魚に「チカ」があります。本州でも三陸以北には生息している様ですが、北海道では渡島半島周辺、根室から釧路の海域に生息している様です。

 ワカサギに似ている姿なので、チカの存在を知らない関東地方では大らかな時代の話ですが、名前が知られている「ワカサギ」として売られていたこともあった様です。

 どちらが高級ということではワカサギに軍配が上がるようですが、ワカサギより一回り大きく、味が濃いということでこちらの方が好きという人も多い北海道では愛されている魚です。

 またワカサギは鮭の様に淡水と海を行き来する、あるいは一生を淡水で過ごす魚ですが、チカは一生を海で過ごす魚という点でもワカサギとは異なります。

 東京で北海道の水産物と言うとホタテ、カニ、いくらなどを連想しますし、これら製品を販売する通販店は数多くあります。しかし北海道では一般的で関東では名前も知られていない様な魚をチョイスするマニアックさが個人的にツボに来ました。

 そして食べたら美味い!美味い!ネットでチカについて調べたら「美味しいから、手に入ったら天ぷら、唐揚げなど揚げろ!」という意見が強かったので、まずは簡単な片栗粉を使った唐揚げを作ってみました。勿論片栗粉の原材料である馬鈴薯は北海道産のものを用いました。

■ という訳でチカの唐揚げを作ってみます

 まずはチカの頭と内臓を取り除き軽く水洗いします。ウオスのレシピではそのまま揚げていた位なので、それほど神経質になる必要もないかもしれません。卵巣、精巣は食べられますのでそのまま残します。

 そしてビニール袋の中で10分程、酒に浸します。

 酒漬けの中から取り出し水気をキッチンペーパーで取り、表面に軽く塩コショウをします。これで調味料不要、そのまま食べられます。

 その後片栗粉をまぶして、180℃の油の中でカラッと揚げます。

 そして出来たてを食べてみると「何だ、この美味さは!」という感じです。さすが水産会社です、この魚に出会えただけで今回のボックスは大満足です。

 今回は塩コショウをしていますので、このままで十分美味しいと思いましたが、物足りない方はポン酢などが合うようです。

 ビジュアル的にはカニやいくらの方が得した気分になります。正直写真を見た時は地味に感じましたが、「北海道で普通に食卓に出ている、そして本当に美味しいと思えるものに出会える」というのは北海道の水産会社の通販を利用している大きなメリットだと思います。

 そして月が変わるまで何が送られてくるか分からないので、調理のレパートリーが増えました(かなり道具も買いましたがw)。料理自体が楽しいと思える人ならこのサプライズ感もなかなかだと思います。


【定期お届け便】ウオスのお魚ボックス

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